INTERVIEW
社員インタビュー
瀧 祐輔
東銀座店店長
2000年入社

Q.入社前後のイメージのギャップはありますか?
実は飲食業界がどういう業界なのか、よく知らずに入社したんです。親は会社勤めのサラリーマンで、学生時代のアルバイト経験は新聞配達くらい。
飲食業界の先入観がなく「こういう世界なんだな」と思いました。
入社した年に、平和園の中で最も大きな太平店がオープンし、配属になってからは大変でした。本当に忙しかった。あのときの経験があるから、どんな困難があっても乗り越えられたのかもしれません。
Q.自慢できる会社の風土・文化は?
平和園の強みは店ごとに造りが違うこと。広い敷地に釣り堀まである大成店、焼肉を食べながら中庭の緑を楽しめる蘭豆店、ドイツの木組みの家をイメージした緑ヶ丘店など、コンセプトが異なります。私が店長を務める東銀座店は2020年に改装したばかりの新しい店舗。他の店とは一線を画し、あえて多くのものを飾らないようにしています。
調理へのこだわりが強いのも平和園の特徴です。肉は機械を使わず手切りをしたり、下処理にも時間をかけます。他社では手間がかかってできないことをやっていますね。努力を惜しまず続けてきた自分たちの仕事に誇りを抱いています。

Q.後輩や新入社員の育成で大切にしていることは?
店では店長という立場ですが、私は特段コミュニケーション能力が高いわけではありません。「自分が引っ張っていくぞ」という感じではないです。その分、スタッフの声には耳を傾けるようにしています。
また、2015年頃から新入社員研修を担当しています。平和園では3月下旬から約1ヵ月かけて研修を行い、社会人としての基本である挨拶から、店の収支のことまで教えています。研修で学んでいただき、各店に配属となります。研修中もグイグイ引っ張るというよりは、後方からサポートして新人たちを押し上げられるような指導を目指しています。
具体的には、外に出して恥ずかしくない人材を育てたい。挨拶や時間を守る、周囲への言葉遣い、感謝の気持ちを表す…。高校を卒業したばかりの新人が多いですから、気を引き締めて伝えています。

Q.社長はどのような人ですか?
社長は私にとって一番身近な年上の男性。仕事だけではなく家族のことなどプライベートの相談をすることも。
店に出勤する前に事務所に寄ることが多く、その際に話したりします。父親のような、兄のような存在ですね。
